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経産省、東電本社に要請に行きます

いかがお過ごしでしょうか? 竜巻だ、雷だ、若朱鷺の巣立ちだ、社会保障と税の…、とあわただしく日々が過ぎ、5月も終わろうとしています。

先回お知らせしたとおり、6月1日に経済産業省と東京電力本社に要請に行ってまいります。

過日県政記者クラブに取材をお願いしました。その時の文書を掲載します。


県政記者クラブ様
いのち・原発を考える新潟女性の会
山内悦子 大野和 佐藤早苗 
桑原三恵 本間伸子 樋口由美子

連絡先: 桑原三恵(くわばらみえ)
953-0041新潟市西蒲区巻甲756-15
TEL 0256-72-5091
携帯 090-4625-9809
Email kuwabara-756@ae.wakwak.com

「いのち・原発を考える新潟女性の会」は中越沖地震による柏崎刈羽原発の被災をきっかけに2009年3月に上記6人でたちあげ、これまでに11回の学習交流会を開催してきました。とかく難解な原発の諸問題を分かり易く学び語り合うなかで解決の道を探っていこう、というのが会の主旨です。これまでの学習交流会のテーマは下記をご覧願います。

 会の活動、とりわけ昨年の原発事故発生以降4回にわたる学習交流会を通して私たちは、1日も早く脱原発社会を実現していかねばならないと痛感しています。加えて、事故を起こした態勢が責任を問われることもなく依然として原発行政を進めていることに強い危惧の念を抱いています。
脱原発に向けて署名活動等、様々な取り組みが展開されていますが、会では市民の声を直接届けたいと考え、3月以降脱原発に向けての声を寄せていただく取組をしてきました。これまで100人を超える方々の声が寄せられています。

このたび寄せられた声を添えて下記の内容の要請を、経済産業省と東京電力本社にいたします。ささやかな行動ではありますが、取材をよろしくお願い申し上げます。

(1) 日程 6月1日(金)
      経済産業省要請 13:00~14:00
      東京電力本社要請  16:00~17:00
(2) 要請の概要
① 経済産業省への要請
・ エネルギー政策の誤りと事故について徹底的に検証し、国民に謝罪すること
・ 国内の原子力発電所を全て再稼働させることなく閉鎖し、再生エネルギーを中心としたエネルギー政策にきりかえ、原発の後始末を開始すること
・ 原発輸出促進政策を止めて、原発メーカーに事故の賠償責任を課すよう、原子力損害賠償制度を改めること
・ 保安院は審査業務を中止し、停止している原発の安全性を確認する業務に移行すること
・ 国が認定した東京電力の「総合特別事業計画」のうち、2013年度以降の柏崎刈羽原発再稼働に関して認定を撤回すること
② 東京電力本社への要請
・ 柏崎刈羽原発を再稼働することなく閉鎖すること
・ 被害者の方々への賠償を要求に沿って迅速に支払うこと
・ 放射性物質が環境に流れでないよう、万全の処置をとること
・ 電力全面自由化と再生エネルギー政策促進に寄与すること

(3) 参加者  会のスタッフ6名

* 学習交流会のテーマ
<2009年>
第1回 「刈羽村いのちを守る女性の会」との懇談会
      第2回 「母なる地球を救えるの? エコさいばんinにいがた」
      第3回 「平和利用のかげで -原子力発電所・被ばく労働者の実態―」
           講師:渡辺美紀子さん(原子力資料情報室)
<2010年>
第4回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート1」
      第5回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート2」
      第6回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート3 暮らしと再処理」
    <2011年>
第7回 「柏崎刈羽原発7号機の悲鳴! わたしたちの安全・安心は…?」
      第8回 「福島原発事故と放射能 
~低線量被ばくってホントにだいじょうぶなの?~」
講師:崎山比早子さん(高木学校、国会事故調査委員会委員)
      第9回 「脱原発にむけて 柏崎刈羽原発の状況と県内の汚染状況」
<2012年>
第10回 「柏崎刈羽原発で過酷事故がおきたら 被ばくしないで避難できるの?」
           スピーチ:菅野正志さん(「子ども福島」メーリングリスト・メンバー)
      第11回 「内部被ばくとは」
           講師:矢ヶ﨑克馬さん(琉球大学名誉教授)


* 117人の方々から「声」を寄せていただきました。ありがとうございました。
「声」にはそれぞれ深い思いが込められています。読んでいて何度も涙がこぼれました。その思いをいっそうアピールできるように、「声」を書いていただいた紙を模造紙に貼りました。

模造紙の真ん中には、新潟市の書道家故横山蒼鳳さんからいただいた「原発大罪」と「原発の世をわれ生き残り」との書をコピーしたものが貼ってあります。どちらの書も、事故後の昨年秋の作品で同12月の第78回書壇院展に出品なさったものです。私はお会いしたことはなかったのですが、この3月19日に次のお手紙と共に書を写真にしたものを頂戴しました。


「前略
私は原告となるための申出書類を出しました。
“女性”ではありませんが、この作品は昨年12月に開かれた全国的な展覧会に出品したものです。(東京都美術館が改装工事のため、新潟市の県民会館、リュートピア、市美術館で開催)
私の作品が趣旨に沿えるものなら自由に使ってもらいたいのでお送りいたします」


 お礼のお手紙はさしあげたのですが、上記のように使わせていただくことをお伝えすることはできませんでした。横山さんは4月29日に永眠されました。(享年78歳)柏崎刈羽原発差止め訴訟の原告になられて未来世代に原発のない故郷を残そうと決意なさった矢先のことでした。もっと早く直接お会いして使途について説明しお話も伺いたかったと、悔やまれてなりません。横山さんに「ご遺志を受け継ぎます。力をお貸しください」と語りかけながら、コピーを貼らせてもらいました。

* 経産省への5項目の要請のポイントは、国内原発全機を再稼働させることなく閉鎖することです。

即時脱原発を要請します。

「観念論的な即時脱原発派」(飯田哲也さんの造語<朝日新聞5月19日フロントランナー>とよばれてしまいそうですが、観念論的どころか、現実に立脚すればこれしかないと思います。経済が、電力が、と騒いで原発再稼働を急ぐ一派は「楽観論的な無責任原発容認派」です。飯田哲也さんは10年かけて脱原発にシフトするとお考えのようですが、こちらも事故を誘発するような自然災害はたぶん発生しないだろうし、安全性もなんとか持つのではないかという「期待論的な長期ズルズル型脱原発派」ではないでしょうか?大規模地震発生の可能性が指摘されています。私たちに残された時間は長くはないのかもしれないのです。

現在の原発は、過酷事故は起きない前提の審査基準、いわば欠陥基準に合格している「審査不十分原発」です。新たに基準を作るとしても、想定できる範囲は限られていて、テロも含めてあらゆるリスクに対して安全性を保てる原発を造ることは、経済性との関連で無理でしょう。

事故後、原発擁護派の皆さま方は「リスクバランス論」を唱えておられます。「原発に“絶対安全だ”はない。最大の安全対策をしたうえで、原発のリスク、電力や地球温暖化、経済のリスク等のバランスを考えて原発を稼働させていく」というもので、民主党の前原さんはこの論をさかんに展開しておられるようです。それにしても、前原さんは3.11以降経験した原発のリスクを大したことはなかったというのでしょうか?福島の苦難はやっぱり他人事でしかないのでしょうか?だとしたら、そんな人にこの国の政治をゆだねるわけにはいきません。

原発のリスクは、飛行機事故のリスクなどと比べようがありません。何十年、ひょっとすると百年以上にわたって広範囲に(福島第1から流れた放射能は地球をまわっています)人の命をおびやかし環境を汚染し続けるリスクです。社会が抱えてはいけないリスクです。

「でも、原発がなくなれば実際日本経済は困る」という声が聞こえてきます。確かに日本は原発に依存してきたのですから、それがボツになれば「困る」ことは起きてくるでしょう。だから対策をうつのです。原発が動かない埋め合わせをしながら同時にこれまでなかった分野を活性化して、起業も雇用も増やしていく、それは不可能なことなのでしょうか?どうも見ていると、原発を動かしたい派が対策の行く手を阻もうとして、脅しの文句を発し続けているように見えます。その中心が経団連であるように見受けられます。日本経済を牽引する経営者たちが、目先のことにだけ目を奪われているような気がしてなりません。

…と、ここまで書いて管理栄養士並びに調理師業務(=夕食つくり)に従事、18:00のNHK ニュースをみたら、どうも再稼働に前進のよう、関西広域連合も理解と藤村官房長官。連れ合いと「明日あたりかねー」と言っていたのですが、19:00NHKニュースでは今夜4大臣会合を開くとのこと。関西広域連合の橋下さんは電話会議参加で「期限付きで…」、嘉田滋賀県知事は「財政的…」と、あの弁舌柔らか中味辛辣の再稼働批判はしぼんだ様子。いずれ政治家ですから、いわゆる「落としどころ」を見つけて結論をだしていくのでしょうが、原発再稼働を政治的駆け引きで認めるなどあってはならないことです。政府が言う大飯原発の安全性など、内部にどんな問題が潜んでいるかろくすっぽ確認もせずに、絆創膏や包帯、眼帯、松葉づえ、車いす等、応急措置程度の対策で「だいじょうぶ」と言っていることは明らかです。原子炉内の核燃料はそんな応急措置対策でコントロールできる代物ではないことは明らかです。

にもかかわらず再稼働させる…今日の朝日新聞1面に「原発止めては生活成立せず」とでています。野田首相の衆議院本会議での答弁だそうです。まるで脅し文句のような物言いにも怒りをおぼえますが、この言葉に表れている「安全性より経済優先」は許すことができません。この考え方こそが福島第1の事故を起こしたのです。「とことん安全性を追求します、それで再稼働が少し遅れても仕方ありません、皆さんも我慢してください、2度と事故を繰り返すわけにはいかないのですから」ではないのです。経過を見てください。

当初、ストレステストの結果で再稼働としていた → ところが、班目さんに「二次までやらなければ安全性の確認はできない」いわれ、専門家からもストレステストについて再稼働の判断材料ではないと指摘が相次ぐと → 福井県が求めていた「暫定的安全基準」にのっかって、政府がそれを示すとして、わずか数日で作り上げ → 関電にも工程表を提出させて → 電気が足りないという再稼働の理由にクレームがついたら → 需給検証委員会を立ち上げ「足りない、足りない」と叫び続け → 5月半ばにようやく需給対策が決まると → 20日すぎに藤村官房長官「LNG買い増しで国民所得海外に流出、電気料金引き上げは避けられない」枝野経産相も「原発運転停止が長引けば全国的に電気料金が10%ほど上がる」と電気料金値上げを叫び始め → 野田首相が社会保障と税の一体改革特別委員会で「おおい町議会が同意したことは大変重たい事実だ」と。つまりは「町議会同意があれば十分でしょ」と。

政府の言い分は微妙にずれていくのですが、それは再稼働という照準に合わせて世論誘導していく手法です。

結局この流れのなかで、大阪府市の8提案、滋賀・京都知事が出した7項目の提言はいったいどうなっているのでしょう?
そして、5つの国民的共有課題①安全性は不十分②地元とはどこか③規制庁はできていない④防災計画はできていない⑤過酷事故対策は不十分、は何一つ解決していないのです。

おそらく、再稼働、決まるのでしょう。であれば、なおのこと、6月1日再稼働への抗議も含めて即時脱原発を要請してきます。

* 東電には下記を根拠に「柏崎刈羽原発の閉鎖」を要請してきます。

① 柏崎刈羽原発は2007年7月の中越沖地震で想定を数倍超える揺れに襲われ4000に近い故障が発生しました。世界的にも例をみない震災原発です。
② 地震後の機器設備の点検は極めて不十分です。
③ 原発建設には不適切な地盤です。
④ 柏崎刈羽原発に係る地震・津波の貴社の想定は信頼に足りません。
⑤ 脆弱な機器設備があります。
⑥ 東電の原発に関する運転管理能力は大きな問題があり、震災原発7基の運転を認めることはできません。


要請書は次回報告と共に掲載します。
県当局への要請は何回か経験しています。経産省・保安院のお役人とは説明会で何度かお話しさせていただきました。東電の柏崎刈羽原発の社員の方々とは傍聴でお会いしていますが、本社は初めてです。
伝えたいことをシッカリお話ししてきます。

では、いろいろありますが、まずは元気に良い日々でありますよう!
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