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第13回学習交流会のご案内

第13回学習交流会のお知らせ

2009年4月にスタートした「いのち・原発を考える新潟女性の会」学習交流会、今回で13回目となりました。

過去12回のテーマです。

2009年
第1回 「刈羽村いのちを守る女性の会」との懇談会
第2回 「母なる地球を救えるの? エコさいばんinにいがた」
第3回 「平和利用のかげで -原子力発電所・被ばく労働者の実態―」
2010年
第4回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート1」
第5回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート2」
第6回 「どうする?原子力発電所の“ゴミ”パート3 暮らしと再処理」
2011年
第7回 「柏崎刈羽原発7号機の悲鳴! わたしたちの安全・安心は…?」
第8回 「福島原発事故と放射能 ~低線量被ばくってホントにだいじょう
     ぶなの?~」
     講師: 崎山比早子さん(高木学校)
第9回 「脱原発にむけて 柏崎刈羽原発の状況と県内の汚染状況」
2012年
第10回 「柏崎刈羽原発で過酷事故が起きたら 被ばくしないで避難できるの?」
第11回 「内部被ばくとは」
     講師:矢ヶ﨑克馬さん(琉球大学名誉教授)
第12回 「えーっ再稼働?!」

福島原発事故以降、専門家をお招きして放射能に関する学習交流会を、第8,11回と2回実施し、低線量被ばくと内部被ばくについて学習しました。

今回は、“放射能学習シリーズ”第3回目、今中哲二さんの講演会です。

* 日時: 12月9日(日)13:30~16:00
* 会場: 新潟市万代市民会館6階多目的ホール(TEL 025-246-7711)
       駐車場はありません。公共交通等でお越しください。
       JR新潟駅万代口から徒歩7分です。
* 内容: 今中哲二さん(京都大学原子炉実験所)講演
      「チェルノブイリ事故と福島事故 放射能放出と放射能汚染の実状」
* 資料代: 500円
* 連絡先: TEL 090-4625-9809(桑原)
* 当日日程: 
13:30~13:40 開会、講師紹介
13:40~15:10 講演
15:10~15:20 休憩
15:20~15:55 質疑応答
15:55~16:00 次回14回の案内 閉会

講師・今中哲二さんを囲んで懇親会を開きます。
参加ご希望は上記連絡先までお願いします。
 会場: 東映ホテル9階 
 時間: 17:00~19:00
 会費: 3000円


講師の今中哲二さんは、今さらご紹介するまでもありませんが…

1950年広島市生まれ。

原子力の負の側面に注目され、ずっと「原子力を止めることに役立つ研究」を続けて来られました。

広島・長崎原爆、チェルノブイリ事故、セミパラチンスク核実験場、と20世紀核被害の実態解明に取り組み、福島事故では3月28~29日にはチームを組んで飯舘村に調査に入られました。

お母様が広島で被爆されていて、今中さんは「被爆2世」でいらっしゃいます。


「チェルノブイリ、スリーマイルに学べ 日本だけ巻だけ安全なんて絶対無い」
これは、16年前、旧巻町の原発建設をめぐる住民投票の折、反対運動に取り組んでいた私たちに届けられた1町民のメッセージです。

当時、町内推進勢力はもちろんの事、通産省(当時・通商産業省、現・経済産業省)のお役人も、東北電力に至っては本社も含め総力で、町中を回って「原発は安全です」を繰り返していました。

折も折、1996年(住民投票日は8月4日)はチェルノブイリ事故10年目にあたり、TVは4~5月頃チェルノブイリ事故特集番組を何本かやっていました。

町民は、とりわけ母親たちは、甲状腺の手術を受ける子どもたちの映像を、おそらく全国他のどこよりも、ひしひしと身につまされて見たのです。反対投票よびかけの戸別訪問先で、私は「あんなことになると、たいへんだ」というような声を何度も聞きました。

推進側も気づいていて、しまいには「テレビが悪いんだ、チェルノブイリの番組ばっかりやっている」と、少々八つ当たり気味でした。

何回も何回もいやになるくらい「安全ですから」と言って来る東北電力社員に、町民はどのように対応したのでしょうか。

我が家の親類の叔父さんは、社員の話を黙って聞いていて最後にこう言ったそうです。
「よーし、わかった。おめさん(あなた)たち、そんげ大丈夫、安全て言うなら、おめさんの名刺の裏に『事故は絶対ありません』て書いてハンコついてくれや」

社員が「いえ、それは…」と口ごもると、叔父さんはすかさず言ったそうです。
「ハンコもつけん話をいつまでも言うもんじゃねぇ」

70歳代の女性は、ニコニコしながら社員の話をいっとき聞いて、ニコニコしながら次のように言いました。
「おめさんたち、そう言わんばらろうねー」

この話を聞いた時、私にはできない素晴らしい“反撃”だと感心しました。
笑顔で語られた言葉は「あんた達がそう言わなければならない立場だということはわかるよ」と、社員の立場を理解して、でもわかったのはそこまでだよ、あんた達の話の中身は理解できないよと、伝えているのです。

私だったら、社員を相手に「なに言ってんのよ」と息巻いたかもしれません。

親類の叔父も、70歳代の女性も、「チェルノブイリ、スリーマイルに学べ 日本だけ巻だけ安全なんて絶対無い」のメッセージを寄せた町民も、自らの人生でつちかった自らの思想と言葉で、町をしばりあげようとする“安全神話”の虚像を射抜きました。


しかし、この国は“安全神話”の鎖にしばられ、チェルノブイリ事故を学べないまま、その25年後に福島事故を起こしてしまいました。

チェルノブイリ事故―福島事故、この“取り返しのつかない過ち”の連鎖を繰り返してはなりません。それには、2つの事故の実態を知り、巻町民のように、自らの言葉で語ることが大切ではないでしょうか。

事故を見続け研究をかさねてこられた今中哲二さんの講演に耳を傾け、次代につなぐ言葉を探しましょう。

皆さまのご参加を、お待ち申し上げております。

(2012年12月4日)
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