スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

がれき問題

いかがお過ごしですか? 新潟は5月になったとたん気温がぐんぐん上昇、昨日は29℃にもなりました。PCもごきげん斜めです。今朝は扇風機もだしました。コーヒーもアイスです。まだ寒いころ友人が「今年は春が短くて即、夏だって」といっていましたが、ホントにそうなのでしょうか?

さて、今日も「がれき受け入れ問題」です。この問題も私たちが暮らす社会にある“おり”みたいなものを見せてくれているように思います。“おり”とか“かす”とかは、やっぱりすくい取った方が澄んだよいお吸い物、スープになって味もよいわけで「そのくらい、いいじゃないの」と言ってばかりはいられないのであります。また、すくい取らないでいると、とんでもなく濁ってしまって、お吸い物の具もお箸ですくわないと何だかわからなくなったりして、ゴマカシの素となったりすることもあるのです。

4月28日の新潟日報に三条市の説明会が取り上げられていました。三条市は、受け入れ5市(新潟市、長岡市、柏崎市、三条市、新発田市)のなかで最初に住民説明会を開催していますが「説明会では住民の不安は強く、安全性に対する市と住民の認識のへだたりは大きい」と新聞は伝えていました。市の担当者は「繰り返し説明すれば必ず納得いただけるはず」としているそうですが、果たしてそうでしょうか?

受け入れ基準(100Bq/kgのがれきを受け入れ焼却灰もそれ以下を目指す)に疑問を入れない市担当者が、万一の懸念やそうなった場合の深刻さを案じる市民の思いを受け入れない限り、溝を埋めることは困難ではないでしょうか?

市民の懸念や不安を受け入れるには、市長や担当者が汚染や被ばくに関する認識の枠をを広げる必要があると思います。東電福島原発事故以来、国の放射能汚染への対応には専門家も含めて多くの人々が疑義を表し問題点を指摘しています。事故は国がいう「安全」はあてにならないことも明らかにしました。ネット上には新聞やTVに載らない情報が全国津々浦々、いえ、地球規模で飛び交っています。「市民」とよばれている私たちは今や、国の情報は操作されていて100%信頼はできないと思い、様々なツールを駆使して情報を収集していることを、5市の市長さんや担当者はどの程度認識しておられるでしょうか?

「だから、8000 Bq/kgはやめて100Bq/kg以下を受け入れるのだ」とおっしゃるかもしれません。私たち「市民」はその100Bq/kgに疑義を抱き、内部被ばくを心配しているのです。子どもたちの健康を守るために、不要な被ばくをできるだけ避けなければならないと考えているのです。

「長期低線量被ばくで内部被ばくがすすんだときにどうなるのかについては世界で合意がないという部分が問題」(4月25日記者会見での発言)と引き続き懸念を表明している県知事泉田さんは、国の言い分をしっかり聞いたうえで不足している視点をあきらかにしているのだと思います。泉田知事さんも札幌市長さんも、国の言いなりに落ち込まずに、汚染・被ばくに関する知見を地球規模で広く収集し、そのうえで県民市民を守るスタンスを示しています。私はそこに自治の真髄の一例を見ています。

汚染や被ばくに関する認識の枠を広げる機会はたくさん用意されています。前述したネットだけでなく、関連書籍もつぎつぎに出版されています。講演会も県内で述べ10回をこえて開催されています。「いのち・原発を考える新潟女性の会」では学習交流会の案内チラシを毎回県の原子力安全対策課に送付しています。4月1日の矢ヶ﨑克馬さんの講演会(「内部被ばくとは」)では参加要請の電話をしてくださった方もおられたのですが、参加の有無は不明です。まさか「ハンタイハの集会に出るな」とか「ハンタイハにそまるな」とか「クワバラ?あァ、あれ、ハンタイハ」とか、差別偏見に基づく言い方はないでしょうが、ぜひご参加いただきたいのです。参加=趣旨賛成ではありません。どのような論があるのか国の言い分と照らし合わせ、「市民」が何を求めているかを講演をとおして考えていただきたいのです。

国の内部被ばく過小評価は、アメリカにリードされ追随した広島・長崎の被爆データ隠しに発しています。そのことで、どれだけ多くの被爆者の方々が苦難を強いられたことか、悲惨は今なお続いています。2003年に「原爆症認定集団訴訟」が始まり、矢ヶ﨑克馬さんは内部被ばくについて証言されました。今、矢ヶ﨑さんは「広島長崎の苦難を福島でくりかえしてはならない」と訴え続けておられます。

今後、新潟市、長岡市、柏崎市でがれき受け入れについての講演会が開催されます。私も参加を予定しています。
・ 長岡市:5月5日14:00~、会場・まちなかキャンパス長岡、 講師・末田一秀さん
・ 柏崎市:5月6日18:30~、会場・柏崎市産業文化会館 講師・末田一秀さん
・ 新潟市:5月20日13:30~、会場・クロスパルにいがた、講師・関口鉄夫さん
いずれも、受け入れ表明している市での開催です。
きっと、主催者側も、誰もが気持ちよく参加、学習できる環境を用意してくださると思います。
参加しましょう。行政からのご参加も期待しています。

市当局と住民の対立だけでは、不毛です。「法律に従うのだ」といいきる篠田市長(新潟市)の言葉は、住民の不安・懸念を切り捨てているように見えます。それはまた思考停止を表す言葉のようにも思います。そうだとしたら改めていただきたいと思います。知事の懸念にも市民の思いにも真正面から誠実に向き合っていただきたいと思います。お互い主張に耳を傾け、くいちがいを明らかにして問題の解決に向かう冷静な視点を持つことがだいじなのだろうなと思うのです。その意味で4月28日新潟日報に載っていた三条市長の言葉「受け入れの是非については市全体の空気を勘案し判断したい」に期待を抱いています。

最後に、この問題に対するとき、賛成・反対にかかわらず絶対に欠いてはならないことを提起します。

未来世代の健康と新潟の大地を守るために被ばくと汚染はできうるかぎり最大限避けること
・放射能はそばにあってもわからず、わかったときにはすでに汚染、被ばくをしてしまっている
・汚染は何十年も続き、体内に入った放射能は長期間にわたって健康や命を脅かし続ける   
・子どもへの放射能の影響は大人の3~10倍にも及ぶ

おまけ?でもうひとつ、今から40年ほど前,東北電力の巻原発建設予定地の隣の集落(五ケ浜)で、反対組織「五ケ浜を守る会」の副会長をしておられた阿部五郎治さん(当時70歳)が作られた短歌を紹介します。

 悔ゆるとも 後まで効なき禍根かな 今ぞ奮起む(たたむ) 原発阻止に

阿部さんはこれも含めて数首の短歌を集落の掲示板に貼りだして原発反対を訴えました。当時集落の住民の99%の方々が原発反対の署名をなさったと聞いています。


今日はPCのきげんが悪く、やっとおしまいにたどりつきました。mieさん、なかなかご苦労様でした。最後まで読んでくださった皆さま、なおのこと、ご苦労様でした。ありがとうございました。これからも「おり」の除染という地味な仕事に取り組みたいと思っています。お付き合いいただければ、とお願い申し上げます。

では、よい日々をお過ごしくださいますよう!

いかがお過ごしですか? 新潟は5月になったとたん気温がぐんぐん上昇、昨日は29℃にもなりました。PCもごきげん斜めです。今朝は扇風機もだしました。コーヒーもアイスです。まだ寒いころ友人が「今年は春が短くて即、夏だって」といっていましたが、ホントにそうなのでしょうか?

さて、今日も「がれき受け入れ問題」です。この問題も私たちが暮らす社会にある“おり”みたいなものを見せてくれているように思います。“おり”とか“かす”とかは、やっぱりすくい取った方が澄んだよいお吸い物、スープになって味もよいわけで「そのくらい、いいじゃないの」と言ってばかりはいられないのであります。また、すくい取らないでいると、とんでもなく濁ってしまって、お吸い物の具もお箸ですくわないと何だかわからなくなったりして、ゴマカシの素となったりすることもあるのです。

4月28日の新潟日報に三条市の説明会が取り上げられていました。三条市は、受け入れ5市(新潟市、長岡市、柏崎市、三条市、新発田市)のなかで最初に住民説明会を開催していますが「説明会では住民の不安は強く、安全性に対する市と住民の認識のへだたりは大きい」と新聞は伝えていました。市の担当者は「繰り返し説明すれば必ず納得いただけるはず」としているそうですが、果たしてそうでしょうか?

受け入れ基準(100Bq/kgのがれきを受け入れ焼却灰もそれ以下を目指す)に疑問を入れない市担当者が、万一の懸念やそうなった場合の深刻さを案じる市民の思いを受け入れない限り、溝を埋めることは困難ではないでしょうか?

市民の懸念や不安を受け入れるには、市長や担当者が汚染や被ばくに関する認識の枠をを広げる必要があると思います。東電福島原発事故以来、国の放射能汚染への対応には専門家も含めて多くの人々が疑義を表し問題点を指摘しています。事故は国がいう「安全」はあてにならないことも明らかにしました。ネット上には新聞やTVに載らない情報が全国津々浦々、いえ、地球規模で飛び交っています。「市民」とよばれている私たちは今や、国の情報は操作されていて100%信頼はできないと思い、様々なツールを駆使して情報を収集していることを、5市の市長さんや担当者はどの程度認識しておられるでしょうか?

「だから、8000 Bq/kgはやめて100Bq/kg以下を受け入れるのだ」とおっしゃるかもしれません。私たち「市民」はその100Bq/kgに疑義を抱き、内部被ばくを心配しているのです。子どもたちの健康を守るために、不要な被ばくをできるだけ避けなければならないと考えているのです。

「長期低線量被ばくで内部被ばくがすすんだときにどうなるのかについては世界で合意がないという部分が問題」(4月25日記者会見での発言)と引き続き懸念を表明している県知事泉田さんは、国の言い分をしっかり聞いたうえで不足している視点をあきらかにしているのだと思います。泉田知事さんも札幌市長さんも、国の言いなりに落ち込まずに、汚染・被ばくに関する知見を地球規模で広く収集し、そのうえで県民市民を守るスタンスを示しています。私はそこに自治の真髄の一例を見ています。

汚染や被ばくに関する認識の枠を広げる機会はたくさん用意されています。前述したネットだけでなく、関連書籍もつぎつぎに出版されています。講演会も県内で述べ10回をこえて開催されています。「いのち・原発を考える新潟女性の会」では学習交流会の案内チラシを毎回県の原子力安全対策課に送付しています。4月1日の矢ヶ﨑克馬さんの講演会(「内部被ばくとは」)では参加要請の電話をしてくださった方もおられたのですが、参加の有無は不明です。まさか「ハンタイハの集会に出るな」とか「ハンタイハにそまるな」とか「クワバラ?あァ、あれ、ハンタイハ」とか、差別偏見に基づく言い方はないでしょうが、ぜひご参加いただきたいのです。参加=趣旨賛成ではありません。どのような論があるのか国の言い分と照らし合わせ、「市民」が何を求めているかを講演をとおして考えていただきたいのです。

国の内部被ばく過小評価は、アメリカにリードされ追随した広島・長崎の被爆データ隠しに発しています。そのことで、どれだけ多くの被爆者の方々が苦難を強いられたことか、悲惨は今なお続いています。2003年に「原爆症認定集団訴訟」が始まり、矢ヶ﨑克馬さんは内部被ばくについて証言されました。今、矢ヶ﨑さんは「広島長崎の苦難を福島でくりかえしてはならない」と訴え続けておられます。

今後、新潟市、長岡市、柏崎市でがれき受け入れについての講演会が開催されます。私も参加を予定しています。
・ 長岡市:5月5日14:00~、会場・まちなかキャンパス長岡、 講師・末田一秀さん
・ 柏崎市:5月6日18:30~、会場・柏崎市産業文化会館 講師・末田一秀さん
・ 新潟市:5月20日13:30~、会場・クロスパルにいがた、講師・関口鉄夫さん
いずれも、受け入れ表明している市での開催です。
きっと、主催者側も、誰もが気持ちよく参加、学習できる環境を用意してくださると思います。
参加しましょう。行政からのご参加も期待しています。

市当局と住民の対立だけでは、不毛です。「法律に従うのだ」といいきる篠田市長(新潟市)の言葉は、住民の不安・懸念を切り捨てているように見えます。それはまた思考停止を表す言葉のようにも思います。そうだとしたら改めていただきたいと思います。知事の懸念にも市民の思いにも真正面から誠実に向き合っていただきたいと思います。お互い主張に耳を傾け、くいちがいを明らかにして問題の解決に向かう冷静な視点を持つことがだいじなのだろうなと思うのです。その意味で4月28日新潟日報に載っていた三条市長の言葉「受け入れの是非については市全体の空気を勘案し判断したい」に期待を抱いています。

最後に、この問題に対するとき、賛成・反対にかかわらず絶対に欠いてはならないことを提起します。

未来世代の健康と新潟の大地を守るために被ばくと汚染はできうるかぎり最大限避けること
・放射能はそばにあってもわからず、わかったときにはすでに汚染、被ばくをしてしまっている
・汚染は何十年も続き、体内に入った放射能は長期間にわたって健康や命を脅かし続ける   
・子どもへの放射能の影響は大人の3~10倍にも及ぶ

おまけ?でもうひとつ、今から40年ほど前,東北電力の巻原発建設予定地の隣の集落(五ケ浜)で、反対組織「五ケ浜を守る会」の副会長をしておられた阿部五郎治さん(当時70歳)が作られた短歌を紹介します。

 悔ゆるとも 後まで効なき禍根かな 今ぞ奮起む(たたむ) 原発阻止に

阿部さんはこれも含めて数首の短歌を集落の掲示板に貼りだして原発反対を訴えました。当時集落の住民の99%の方々が原発反対の署名をなさったと聞いています。


今日はPCのきげんが悪く、やっとおしまいにたどりつきました。mieさん、なかなかご苦労様でした。最後まで読んでくださった皆さま、なおのこと、ご苦労様でした。ありがとうございました。これからも「おり」の除染という地味な仕事に取り組みたいと思っています。お付き合いいただければ、とお願い申し上げます。

では、よい日々をお過ごしくださいますよう!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。